未知谷の刊行物【国内文学】



 
露伴九十九章
日沼滉治 著
四六判布装上製函入624頁 7,000円(税別)
ISBN4-89642-167-1 C1095



幸田露伴を知っていますか?(チェックをどうぞ)
作家幸田文に家事作法一切を仕込んだ厳父
近代日本と歩みを共にし、帝国の衰亡を見届けた文豪
随筆家青木玉の好(よ)きおじいさん
(チェックが三つなら文学通!?)
 
平均9枚99章――露伴に関しておよそ関心のおもむくところ、主題群が連環をなして九百枚、章から章へ篇から篇へと想は及ぶ。われわれの所謂西欧近代的な発想とは全く異なるが理路は整然、どこか懐しく健やかな安らぎを覚える思考との出逢い。
小見出し一覧、発行機関一覧、人名固有名・著作名など索引も充実、69頁


目  次

はしがき

1 談水/2 ささ舟/3 大野九郎兵衛/
4 とねりこ/5 海流/6 幸若舞/
7 丹下右膳/8 ケーベル先生/9 適情録/
10 伊勢路/11 電信/12 屋台崩し/
13 有明/14 市井のひと/15 余技/
16 匿名/17 二月堂/18 林政/
19 飼育/20 欽賞会/21 内言/
22 甲子/23 五重塔/24 尼港事件/
25 宣和遺事/26 天草/27 鏡花風流線/
28 同語反復/29 寛永寺/30 一葉日記/
31 百科全書/32 釣り/33 大正期文芸論争/
34 神田明神/35 魔法陣/36 政治小説/
37 玄洋社/38 潮音/39 すれちがい/
40 大衆文学/41 百合若/42 はもの皮/
43 運命/44 岐蘇路紀行/45 風聞録/
46 太平記/47 単/48 河明かり/
49 侠客伝/50 出廬/51 平賀源内/
52 天うつ浪/53 閑窓偶筆/54 水かがみ/
55 水滸伝/56 忠敬先生/57 超人/
58 実相虚相/59 左氏伝以後/60 連環記/
61 帝都物語/62 方眼図/63 ニコニコ/
64 おのが眠り/65 風流/66 魔界/
67 伊豆半島/68 二日物語/69 妻あらそい/
70 真西遊記/71 タジヒ大姓/72 奥日光/
73 垣の内そと/74 別所翁/75 鐘に血ぬる/
76 悪党列伝/77 地の文末/78 田亢竜/
79 渤海国/80 空海入寂/81 旬/
82 モンゴル秘史/83 関八州/84 音幻/
85 舞い/86 美食譜/87 ン?/
88 三河入道/89 香料/90 顧炎武/
91 浦島子/92 いさなとり/93 うゐのおくやま/
94 カーライル革命史/95 雪紛々/96 瑠璃光/
97 学歴/98 血洗島/99 反世界
 
発行機関一覧/著作名索引/人名固有名索引/小見出し一覧
 

幸田露伴 [こうだ ろはん] (1867―1947)
慶応3年幕臣の三男として江戸神田に生まれる。本名成行(しげゆき)。蝸牛庵、雷音洞主、笹のつゆ、雪音洞主、脱天子など別号も多い。
菊池松軒の漢学塾に学んだのち、電信修技を学び電信技師として北海道余市に赴任、一年ほどで退職し帰京。小説『露団々』を発表。続く『風流仏』によって作家としての地位を固め、以後文人として活躍した。
昭和12年第1回文化勲章を受章、芸術院会員となる。代表作に『いさなとり』『五重塔』『連環記』などがある他、博学を駆使した史伝、戯曲、詩集、古典研究など著作多数。
昭和22年没。享年80歳。
 
日沼滉治 [ひぬま こうじ]
昭和3年、北海道生。
昭和27年、東京文理科大学卒。
現在、埼玉大学名誉教授。
主な著書と論文 『北海道教育史 地方編二』(共編昭和33、共著「千島地方」)「文体以前」(昭和46)・「露伴〈五重塔〉小考」(平成6)「日本文学概論」(昭和61)「露伴〈露団々〉考」(平成7)・「露伴〈風流〉考」(平成7)・「露伴〈天うつ浪〉考」(平成8)「露伴〈心のあと〉考(前)」(平成9)「露伴〈心のあと〉考(後)」(平成11)・「露伴〈評釈芭蕉七部集〉考」(平成13)・「日本文学概論」改訂版(平成13)「露伴〈音幻論〉考」(平成15)「露伴十九章」(平成17)など枚挙に暇がない。


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露伴九十九章
日沼滉治 著
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