未知谷の新刊案内

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ウクライナの真実 国家の現況2010
ナターリヤ・セメンチェンコ 著 / 織田桂子 訳
四六判上製224頁 2,000円(税別)
ISBN978-4-89642-696-0 C0036



なぜ戦争は起こったか?
今なおキーウに留まるウクライナの経済学者・ジャーナリスト
2010年、ウクライナ国民に向けて国の現況を訴えた一書
 
……この本は戦争が始まる十二年前に書かれたものです。
そしてこの本は戦争についての本ではありません。
この本はウクライナの歴史の流れの中でずっと独立を手にしようと、
自らの文化や伝統を守ろうと努めて来た民族についての本です。……
(本書「親愛なる日本の読者の皆様へ」より)
 
原題:Охота на правду



 
素晴らしき自転車レース
谷口和久 著
四六判上製256頁 2,500円(税別)
ISBN978-4-89642-697-7 C0095



ジロ、ツール、歴代スター選手、峠の話はもちろん、
レースやスターにまつわる歴史に残る良い話や
自分の自転車とその遍歴の話、読んでいるうちに
レースの基礎、歴史、社会、地誌にも詳しくなってしまう
自転車を巡るイタリアのエッセイ38話
 
日本イタリア会館会報誌『コレンテ』好評連載13年分



 
南方ノート・戦後日記
大佛次郎 著 / 大佛次郎記念館 編
四六判上製352頁 3,600円(税別)
ISBN978-4-89642-695-3 C0095



大佛次郎研究にとって重要であることは言うに及ばず
ノートを通じて浮かび上がる軍政下の南方の日常や
敗戦直後の日本、被占領下の暮らしや創作の記録など
東南アジア史研究、戦後文壇史、文化史研究にとっても
非常に高い価値を有し、読んでまた興味深い史料
 
昭和18年11月から3ヶ月、同盟通信社の嘱託として
南方(現シンガポール、マレーシア、インドネシアなど)
視察に赴いた際に記した6冊の大学ノートと
昭和21年3月から25年8月迄
断続的に記した8冊の日記群

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岩田道夫の世界 ミクロコスモス
岩田道夫 著
A4判並製256頁 7,273円(税別)
ISBN978-4-89642-685-4 C0071



生み出した作品は一切他人の目を意識せず
ひたすら自分のためだったと彼は述べた
極めてわずかな機会以外は作品を発表することもなかった
母の従兄・佐藤さとる氏に読んでもらう以外はまったくの独学で
夥しい量の時間を、ひとり旭川で創作と勉学と研究に費やした
岩田道夫の美術作品
 
「彼は天才だよ、作品が残る。
生きた証も人柄も全てそこにある。
作家はそれでいいんだ。」
(佐藤さとる氏による追悼の言葉・岩田道夫が敬愛した児童文学者であり、母の従兄でもあった)
 
油彩、水彩、アクリル画、ペン画、パステル画、木炭画、墨彩、コラージュ、針金アート、陶芸、消しゴムスタンプなどなど、フルカラー約330点収録

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ひそやかな歳月
アレナ・モルンシュタイノヴァー 著 / 菅寿美 訳
四六判上製304頁 3,000円(税別)
ISBN978-4-89642-694-6 C0097



チェコが歩んだ激動の20世紀
さまざまな形で翻弄されながら生きざるを得なかった人々
「正常化」の時代に少女期を過ごした著者による、
理念と現実、言葉と沈黙、そして四つの世代を包む物語
 
読者の選ぶ今年の本大賞、ベストセラー賞を受賞(チェコ・二〇一九年)
チェコで最も人気のある現代作家の一人



 
没落と愛 2023
РАЗОРЕНИЕ И ЛЮБОВЬ 2023г.

工藤正廣 著
四六判上製232頁 2,500円(税別)
ISBN978-4-89642-693-9 C0093



蒼穹に湧き渡る雲、輝やく夕日、一寸先を隠す
吹雪、すべてが萌え出ずる二月……自然描写が
心理を表現する詩的散文、美しくも平明な物語
 
 
〈ロシアとは何か〉
権力者の独断と侵略
溢れるプロパガンダの中、
自ら判断し行動しようとする
ロシアの人々は
何を考えどう生きているのか
プーシキン、ドストイエフスキー
チェーホフ、パステルナークetc.
言葉を導きの糸として
文学言語が現実を変容させて行く
ウラルはペルミの物語



 
宮崎湖処子 明治青春の詩
みやざきこしょし めいじせいしゅんのうた

馬場明子 著
四六判上製160頁 1,800円(税別)
ISBN978-4-89642-692-2 C0095



『帰省』(現在、同名の銘菓、朝倉市に有)
故郷・福岡県朝倉市三奈木への里帰りを描き
わずか三ヶ月で六版を重ね
売れに売れた、明治二十年代の大ベストセラー
 
言文一致、外国詩初翻訳・初紹介の時代
共に20代前半だった徳富蘇峰の民友社へ入社
北村透谷との友情、ワーズワースへの傾倒
後輩・国木田独歩との「抒情詩」の探究
 
同郷の著者が
望郷の詩人の足跡を辿りながら
明治の文壇を深呼吸――



 
チャイナウオッチ 矢吹晋著作選集
第五巻 電脳社会主義

矢吹晋 著
四六判並製函入328頁+別冊インタビュー16頁付 2,700円(税別)
ISBN978-4-89642-675-5 C0322



2022年9月29日
日中国交正常化50周年記念出版
 
習近平とは何者か?
彼が夢見る世界とは?
社会主義をどう進化させる?
 
特別別冊附録入り:矢吹晋著作選集完結記念インタビュー16頁 「見誤るな 直視せよ 中国の真実」
 
 
発刊の辞  著者:矢吹晋
 
新年号を令和と定めた政府は『万葉集』の「梅花の歌」序が典拠だと説明した。即座に『文選』と野次が飛んだ。『紫式部日記』を読むと、一条天皇后彰子に漢籍の個人教授を務めた事実が記録されている。『源氏物語』は「長恨歌」などを換骨奪胎したもので、漢籍という骨格を抜くと、日本が世界に誇るこの物語は成立しない。ここに和魂漢才を駆使した先人たちの努力の成果を読み取れる。隣の大国と一衣帯水の島国日本が二〇〇〇年にわたって独立を堅持しえた秘密はこの巧みな和魂漢才術に隠されていよう。天安門事件当時、日本政府は欧米諸国の対中制裁論を排して、日中関係の発展拡大のために知恵を絞った。日本にとって、隣国の政治・経済的安定こそが国益なのだ、と説いて経済協力を継続した。これは中国経済が市場経済へ飛躍する大きな踏み台となった。今年は不幸な日中戦争に終止符を打って国交を回復して五十年となるが、両国関係は冷え冷えしたものに一変している。一部の中国崩壊論者の願いにもかかわらず、中国はますます豊かになり国防力も増大している。ここに崩壊論に代わって脅威論が登場し、今や空前の賑わいぶりだ。私は田中角栄訪中の前後からチャイナウオッチを自らの仕事としてきたが、〈変わる中国・変わらざる中国〉を複眼で観察し直すために、旧稿を再読してみた。中国という巨龍は、観察者の思惑を遥かに超え宇宙まで飛翔する。そのとき、日本は糸の切れた凧の運命を避けるために何を選ぶべきであろうか?

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実存思想
飯島宗享 著
四六判上製240頁 2,500円(税別)
ISBN978-4-89642-691-5 C0010



合理が歪んだ形で非合理に繋がり、科学の成果が理性とかけ離れた心情に利用されるときの恐るべき非人間性。日々の経験のなかで決して〈わたし〉を手放さず、果たして人間とは何だろうかと考える、実存思想のエッセンス。キルケゴールに寄り添い考え続けた日本人哲学者の名著(『論考・人間になること』三一書房、1983)復刊。
 
愉快の直下に奈落があり、不幸がかえって幸いでもありうる類のことを思えば、
アイロニーとユーモアをたずさえて〈わたし〉の生に誠実に対峙するこの思想こそ、いま必要である。
 
本書がよき読者を得て、彼がソクラテス以来の「魂の気づかい」の伝統を、いま改めて新鮮な驚きとともに我がものとし、主体的に生きる自由を得るものと信じたい。(「編集人あとがき」より)



 
薔薇の肖像 小説 原撫松
横島昇 著
四六判上製592頁 5,000円(税別)
ISBN978-4-89642-687-8 C0093



明治の優れた洋画家・原撫松の知られざる生涯
伝統的油絵技法習得のため英国へ留学
日本人で初めて技術を会得し、当地で高い評価を得るも
明治日本画壇では一顧だにされず、47歳で早逝
功績は仏留学派黒田清輝らの影に消えてしまった――
 
日本近代美術史の欠けた大きなピースを
ディテールまで美しく埋める、大長篇伝記小説

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飢えた潮
アミタヴ・ゴーシュ 著 / 岩堀兼一郎 訳
四六判上製512頁 3,000円(税別)
ISBN978-4-89642-690-8 C0097



インド ガンガーの河口に広がる大マングローブ地帯シュンドルボン
潮の力が産み出した輝かしい生態系と
この地に流れ込む多様な人々の巡りあい・せめぎあいを背景に
神話・地質学・歴史・宗教・政治・動物行動学・気象・災害・言語学
すべてを包み込み、途方もないスケールで展開される21世紀世界文学の名作
ゴーシュにしか書けない、世界中で愛読される、特別な物語
日本の本棚におさまりきらなかったこの作品を、日本の読者にお届けします。
 
クラウド・ファンディングの支援を受けた特別廉価です!

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誤解
イレーヌ・ネミロフスキー 著 / 芝盛行 訳
四六判上製192頁 2,200円(税別)
ISBN978-4-89642-689-2 C0097



愛されずして愛す
眠れずしてベッドにいる
来るのが分からずして待つ
人を殺すのはこの三つ
どうしたの? 何を考えてるの? 私を愛してないの?
 
フランス最南西部の避暑地アンダイエとパリ、若い恋の一部始終
21〜22歳で執筆、23歳の時雑誌発表となった最初の長篇作品



 
ジャック・カロを知っていますか?
バロックの時代に銅版画のあらゆる可能性を展開したジャック・カロとその作品をめぐる随想

谷口江里也 著
A5判上製272頁 4,000円(税別)
ISBN978-4-89642-688-5 C0098



ベラスケスがスペイン帝国で大活躍の頃
現在のフランス、ナンシーで生まれ、
17歳でローマ、20歳でフィレンツェへ
メディチ家の注文を受けながら生涯計1500点近くの版画を制作
作品と共に激動の人生とその想像力・創造力を辿る
 
「神曲」
「愛のキューピットがトスカーナにやってくる」
「サンタクローチェ教会前広場の群舞」
「コメディア・デラルテ」
「美の戦い」
「ティレーノとアルネアの解放」
「聖アントニウスの誘惑」(2度)
「トスカーナの風景」
「三人の役者」
「聖地巡礼報告書」
「大狩猟」
「インプルネータの市」
「ボヘミアン」
「スフェサニアの舞踏」
「異形の人々」
「男爵大将」
「ロレーヌの貴族たち」
「ロレーヌ宮殿の庭園」
「ナンシー大通り」
後のゴヤの魁となる「きまぐれ」「戦争の悲惨」など、美麗版画全127点収録


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