未知谷の刊行物【国内文学】



 
太宰治をどう読むか
小野正文 著
四六判272頁カラー口絵8頁 2,400円(税別)
ISBN4-89642-150-7 C0095



太宰治と太宰文学と出会うために超四十年読み継がれている古典
 
未知の作家との出会い。読者が作品を介して、時空を超えて作者と出会うことは可能だし、素晴しいことである。しかしそこに時代と場所を共有した者の助言が加わるなら、より真正の出会いができるであろう。それを可能にする太宰論の古典。弘文堂(1962年初版)、サイマル出版会(1971、1990年)を経て、新たに校定した確定版。
 
太宰の友人の一人として、同じ時代を生きたものとして、さらに同じくした郷里に住むものとして、わが見し人を描いたということである。……本書は太宰と私を結ぶきずなである。幸いにしてこの本が、太宰と読者を結ぶきずなとなるなら、私にとっては限りない喜びである。(「序」より)


目  次


太宰の魅力の秘密――サイマル版新版によせて
青春の緑門――まえがき

1章 その死――もう一つの世界
太宰死す/その波紋/越せなかった海峡/作品への殉死/青さのままで散るふりをする/逆光線の世界/負の倫理
19 
2章 その故郷――津軽の風土
太宰と津軽/津軽の史的背景/津軽人/「思ひ出」の中の故郷/贋のバラの話/善蔵への親近性/十年ぶりの帰郷/虚構なき故郷発見「津軽」/「クヌルプ」「飆風」と「津軽」/津軽人固有の文学世界
53 
3章 その人――苦悩の旗手
津軽気質/太宰の性格/困難からの遁走/揺らいだ文学の旗/生れてすみません
117 
4章 その文学――義の哀しみ
難破した水夫/他者のため/道化の生活/遺書的作品群/「父」における義/太宰文学の鍵/「桜桃」/家庭の幸福とは/厳格な私小説作家としての節度/義の開花「走れメロス」/傷ましいフェアプレイ
155 
5章 その回想――遠き面影
青森中学時代/東京大学時代/同人誌『青い花』/太宰への手紙/船橋の一日/「晩年」出版のころ/弘前での再会/「僕は役者だよ」
217 

小野正文 [おの まさふみ]
1913年青森県に生まれる。青森中学、弘前高校、東京大学と太宰治の後輩、38年同大法学部を卒業。青森県立図書館長、県立弘前南高等学校長、青森中央短期大学教授、青森中央短期大学学長などを歴任。長年に亘る太宰治研究を評価され、2005年弘前大学から名誉博士号が授与された。
太宰治の同郷同学の友人として知られ、幅広い文学社会評論活動を行っている。
著書に本書の他、『文学のある風景』『入門太宰治』『若きらとともに』『北の文脈』『太宰治その風土』などがある。

小社刊の小野正文の著作物
[故土津軽 超九十歳翁ふるさとを語る]
 
小社刊の太宰治の著作物
[津軽]
[お伽草紙]
[CDブック 走っけろメロス]
 
小社刊の小野正文関連の著作物
[小野正文を偲ぶ]


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太宰治をどう読むか
小野正文 著
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