未知谷の刊行物【海外文学 / チェーホフ・コレクション】



 
たわむれ
アントン・P・チェーホフ 作 / ユーリー・リブハーベル 絵 / 児島宏子 訳
A5判56頁 2,000円(税別)
ISBN4-89642-149-3 C0097



厳寒のロシア大地、目眩めく雪原に滑降する橇――。ソリを怖がるナージェンカ、恐怖、興奮、忘我。わたしは風がうなりあげる頂点でささやく、「わたしは あなたを 愛しています ナージャ!」。愛の言葉か、大自然の声か、去来するアポカリプス。ナージャは確かめるために何度もソリ遊びをせがむ――。これは戯れを超えた乙女の至福の物語。
同書は「たわむれ」の他、「大学生」を併録。「たわむれ」は30年(?)の時空、「大学生」は1900年の時空を操る物語。「大学生」はチェーホフ・コレクション第5巻でイリーナ・ザトゥロフスカヤが絵を描いているが、リブハーベルはまた違った世界を見せている。ちなみに「大学生」をユーリー・ノルシュテインは“チェーホフの最も重要な作品”として挙げている。
「チェーホフ作品の中で最も明るいのがこの二作品『たわむれ』と『大学生』だと私は受け取っています。ですから、明るい笑顔を浮かべるチェーホフのポートレートも描いてみました。ほら、チェーホフが、みなさんに微笑みかけているでしょう!」(ユーリー・リブハーベル)


目  次

たわむれ

大学生
25 
訳者あとがき
49 

アントン・P・チェーホフ
[Anton Pavlovich Chekhov]
(1860―1904)
庶民の子として生まれ、中学の頃から苦学を重ねた。モスクワ大学 医学部在学中も家計を助けるため、ユーモラスな短篇を多数の雑誌に発表。社会的関心も高く、結核を養いつつ社会活動や多彩な創作を展開した。本書「たわむれ」の他「カシタンカ」「ロスチャイルドのバイオリン」「大学生」「可愛い女」「ステーピ」「サハリン島」「中二階のある家」「犬を連れた奥さん」等の中・短篇、四大戯曲といわれる「かもめ」「ワーニャ伯父さん」「三人姉妹」「桜の園」等がある。鋭い視線で市井に取材し、ありふれた出来事の中に人生の深い意味をユーモアに溢れる研ぎ澄まされた文体で描き込み、社会の醜さを描きながらも明るい未来を予感させる作品が多い。
 
ユーリー・リブハーベル
1936年1月7日、モスクワ生まれ。
1960年にクリコフ名称大学付属の美術学校を卒業。記念碑制作の美術家として出発。1970年に全ソ美術家同盟のメンバーになる。
モスクワを初め、パリ、フィレンツェ、パレルモ、トロントなどで個展を開催。作品はロシア、フランス、イタリア、アメリカ合衆国、韓国、日本などの美術館や個人のコレクターに所蔵されている。
著書『ミロのヴィーナスの掌』
 
児島宏子 [こじま ひろこ]
映画、音楽分野の通訳、翻訳、執筆に広く活躍。訳書に『ドルチェ・優しく』(岩波書店)、『チェーホフは蘇る』(書肆山田)、『チェブラーシュカ』(平凡社)、『きりのなかのはりねずみ』『きつねとうさぎ』(福音館書店)、『アオサギとツル』『カシタンカ』『ロスチャイルドのバイオリン』『大学生』『可愛い女』(未知谷)等。日本絵本賞ほか受賞。

チェーホフ・コレクション
[中二階のある家 ある画家の物語]
[カシタンカ]
[ロスチャイルドのバイオリン]
[チェーホフとの恋]
[大学生]
[可愛い女]
[北ホテル48号室 チェーホフと女性たち]
[すぐり]
[少年たち]
[いいなずけ]
[箱に入った男]
[僧正]
[恋について]
[泥棒たち]
[谷間で]
[黒衣の修道僧]
[チェーホフ自身によるチェーホフ]
[首にかけたアンナ]
[エゴール少年 大草原の旅]
[モスクワのトルゥブナヤ広場にて]
[ワーニカ]
[チェーホフのこと]
[チェーホフさん、ごめんなさい!]


この商品は下のフォームからご注文いただけます。
翌営業日に小社から折り返し内容確認のメールをさしあげますので、
万が一、小社からのメールが届かない場合は、
お手数ですが、電話等でお問い合わせくださるようお願いします。
 
なお、他の商品も合わせてご注文くださる場合などは、
注文方法]をご覧のうえ「買い物カゴ」をご利用ください。
このフォームは「買い物カゴ」とは連動していませんのでご注意ください。
書   名
著  者
単 価
冊数
たわむれ
アントン・P・チェーホフ 作
2,000円(税別)

お 名 前

郵便番号
000-0000の形で正確にご記入ください。
ご 住 所




※アパート・マンションの場合は号数までご記入ください。
電話番号

Eメール

このページの感想や小社へのご意見・ご要望・質問などをお聞かせ下さい。






 


[HOMEへ][新刊案内へ][全点リストへ]["海外文学"リストへ]["チェーホフ"リストへ][前コードの書籍へ][次コードの書籍へ]

未知谷