
|

|

|
|
金の魚 朗読CD絵本
|
A・プーシキン 作 / V・ナザルーク 絵 / みやこうせい 訳・解説 / 岸田今日子 日本語朗読 / ユーリー・ノルシュテイン ロシア語朗読
|
A5判総カラー48頁 3,000円(税別)
|
ISBN4-89642-092-6 C0098
|
|
|
五歳ともなれば
体を揺り動かして朗唱するという
プーシキンの民話風物語詩
『金の魚』
現実を踏まえつつ現実を超え
こころを飛翔させ たましいを育む
物語と挿絵と朗読と
視覚と聴覚の交叉は
詩人の昂揚を再現する
アニメの巨匠ノルシュテイン氏談
プーシキンは永遠です。何度読み直しても新しい発見があります。プーシキンの詩情は、ことばを信じられないような奇蹟へと結びつけます。驚くような明確さと、物の本質、根源といったものとを、ことばは結びつけるので、読む者はふとして目がくらみ、大きな感慨を持つに至ります。プーシキンは、ことばを単純にたましいに内包していたのではなく、胸の中に原初の音をたたえて、その響きがことばに到達した、あるいは、音のあとからことばが現れる、まだ、無文字の古い時代に人々の心の中で響いたような、いわば心の作用で、遠い過去に生起したことどもを詩の中で結びつけています。ことばは過去の事象との結びつきを予感してふるえているかのようで、ここからことばの形象化と胸の内のコントラストが明らかになっていきます。そして、このことばの物質性といったものから、突然、空間が霊感をともなって流れ出すのです。この独特の感覚は、何度もプーシキンを読んでいると、おのずと得られます。詩そのものが生み出す、信じられないような諧調、的確なハーモニーこそが彼の特徴なのです。(本書「解説」より)
|

А・プーシキン
19世紀ロシアの詩聖。ロシア近代文学を築く。「エヴゲーニイ・オネーギン」ほか。
V・ ナザルーク
現代ロシアを代表する画家。民俗調のタッチを得意とする。
みや こうせい
エッセイ、批評、写真など。著作「ユーラシア無限軌道」(木犀社)、「マラムレシュ」(未知谷)、翻訳絵本「ボリボン」(福音館書店)、写真集「ルーマニア賛歌」(平凡社)伊、仏でも出版。
岸田今日子
第一線の演劇人、女優。ブルーリボン助演女優賞、日本エッセイストクラブ賞等々。著作「ちょっとまって」(福音館書店)、「あの季(とき)この季(とき)」(朝日新聞社)、「妄想の森」(文藝春秋社)ほか。
ユーリー・ノルシュテイン
世界屈指のアニメーション監督。特に「話の話」であまねく知られる。著作「きりのなかのはりねずみ」「きつねとうさぎ」(ともに福音館書店)、「フラーニャと私」(徳間書店)、原案「アオサギとツル」(未知谷)ほか。
|

|