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鮮血
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澤井繁男 著
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四六判224頁 2,200円(税別)
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ISBN4-89642-094-2 C0093
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生命のトポロジー
透析患者の視線は自らを不完全な生と捉える
人々のハンデキャップが自ずと目に付くようになる
そこから生起するさまざまな変奏
人間の生を、負の側面から照射する五つの物語。
生命とは――。生きるとは――。
穿刺(せんし)が済むとビニールチューブを血液が流れ、筒形の人工腎臓を徐々に赤く染めていく。流量、液圧、静脈圧などの細かな操作を終えると、本格的にローラーが回転し濾過が始まる。血液の余計な水分や毒素が透析され、体内に送り返されるのは栄養に富んだ美しい鮮血だ。
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目 次
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頁
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I
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水
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7
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唇
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41
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音
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85
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II
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磁場
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125
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遺産
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171
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あとがき
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219
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澤井繁男 [さわい しげお]
1954(昭和29)年、札幌市生。
京都大学大学院修了。博士(学術)。
作品集に、『旅道』(編集工房ノア)、『実生の芽』(白地社)、近刊に『時計台前仲通り』(編集工房ノア)があり、小説「雪道」で、北方文藝賞受賞。
専門書・評論には、『ルネサンスの知と魔術』(山川出版社)、『魔術と錬金術』(ちくま学芸文庫)、『イタリア・ルネサンス』(講談社現代新書)、『ルネサンス』(岩波ジュニア新書)、『ナポリの肖像』(中公新書)、『マキアヴェリ、イタリアを憂う』(講談社選書メチエ)、『臓器移植体験者の立場から』(中央公論新社)、『誰がこの国の英語をダメにしたか』(NHK出版)などがある他、著訳書多数。
南イタリアの自然魔術の研究・紹介で地中海学会ヘレンド賞受賞。
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