未知谷の刊行物【海外文学】



 
祖霊祭 ヴィリニュス篇
《ポーランド文学古典叢書》第8巻

アダム・ミツキェーヴィチ 著 / 関口時正 訳
四六判上製240頁 2,500円(税別)
ISBN978-4-89642-708-0 C0398



神の御裁きによれば、
生きているうち一度でも天国に足を踏み入れし者は、
死んで後、すぐには天国に行けるものではない――
 
19世紀初頭、三国分割下、地図上から全く姿を消したポーランド
祖国回復を願い、ポーランド・ロマン主義を牽引した放浪の天才詩人
ミツキェーヴィチの演劇分野での最高の達成をついに日本語で!


目  次

はじめに(訳者から)

第一部(未刊の草稿)

亡者
53 
第二部
61 
第四部
113 
訳者後記
225 

アダム・ミツキェーヴィチ [Adam Mickiewicz]
1798年ザオシェ(またはノヴォグルデク)生、1855年イスタンブール没。ロマン主義詩人、文学史家、思想家、政治家。ヴィルノ大学在学中から、愛国的運動に参加。1824年ロシアに流刑され、1829年出国。1832年にパリに定住。1839〜40年スイスのローザンヌで教鞭をとり、1841〜44年にはコレージュ・ド・フランスでスラヴ文学を講義した。クリミア戦争に際して、ポーランド義勇軍を組織しようとしたが病に倒れた。代表作は『バラードとロマンス』(1822)『父祖の祭』(1923〜33)『ソネット集』(1826)『コンラット・ヴァレンロット』(1828)『パン・タデウシュ』(1934)。
 
関口時正 [せきぐち ときまさ]
東京生まれ。東京大学卒。ポーランド政府給費留学(ヤギェロン大学)。1992〜2013年、東京外国語大学でポーランド文化を教える。同大名誉教授。著書に『ポーランドと他者』(みすず書房)、訳書にJ. コハノフスキ著『挽歌』、A. ミツキェーヴィチ著『バラードとロマンス』、S. I. ヴィトキェーヴィチ著『ヴィトカツィの戯曲四篇』、B. プルス著『人形』(以上、未知谷)、J. イヴァシュキェヴィッチ著『尼僧ヨアンナ』(岩波文庫)、J. コット著『ヤン・コット 私の物語』(みすず書房)、C. ミウォシュ著『ポーランド文学史』(共訳、未知谷)、『ショパン全書簡1816〜1830年――ポーランド時代』(共訳、岩波書店)、S. レム著『主の変容病院・挑発』(国書刊行会)などがある。

小社刊のアダム・ミツキェーヴィチの著作物
[ソネット集 Sonety 《ポーランド文学古典叢書》第2巻]
[バラードとロマンス 《ポーランド文学古典叢書》第3巻]
[コンラット・ヴァレンロット 歴史物語――リトアニア人とプロイセン人の故事より 《ポーランド文学古典叢書》第4巻]
 
ポーランド古典文学叢書
[挽歌 Treny 《ポーランド文学古典叢書》第1巻]
[ソネット集 Sonety 《ポーランド文学古典叢書》第2巻]
[バラードとロマンス 《ポーランド文学古典叢書》第3巻]
[コンラット・ヴァレンロット 歴史物語――リトアニア人とプロイセン人の故事より 《ポーランド文学古典叢書》第4巻]
[ディブック ブルグント公女イヴォナ 《ポーランド文学古典叢書》第5巻]
[ヴィトカツィの戯曲四篇 《ポーランド文学古典叢書》第6巻]
[人形 《ポーランド文学古典叢書》第7巻]
[ミコワイ・レイ氏の鏡と動物園 《ポーランド文学古典叢書》第9巻]
[歌とフラシュキ Pieśni i fraszki 《ポーランド文学古典叢書》第10巻]
[婚礼 《ポーランド文学古典叢書》第11巻]
 
小社刊のポーランド文学関連の著作物
[ポーランド文学史]


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祖霊祭 ヴィリニュス篇
《ポーランド文学古典叢書》第8巻
アダム・ミツキェーヴィチ 著
2,500円(税別)

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