未知谷の刊行物【海外文学 / チェーホフ・コレクション】
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ロスチャイルドのバイオリン
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アントン・P・チェーホフ 著 / イリーナ・ザトゥロフスカヤ 絵 / 児島宏子 訳
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A5判80頁 2,000円(税別)
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ISBN4-89642-121-3 C0097
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40余点の絵画で再現されたチェーホフ珠玉の短篇世界
子供向きの絵とは言えない、その意味では世界でも稀な真正の大人の絵本と言える。
しかし、子供はより多くを感じ、受容するに違いない。
つまり素朴な感性を保つ人、8歳から80歳までの子供の為の絵本と言える。
ページを開けば名状し難い神韻を帯びた空間が広がり、バイオリンの旋律が嫋々と流れるのを聴くに違いない。
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アントン・P・チェーホフ
[Anton Pavlovich Chekhov] (1860―1904)
庶民の子として生まれ、中学の頃から苦学を重ねた。モスクワ大学医学部在学中も家計を助けるため、ユーモラスな短篇を多数の雑誌に発表。社会的関心も高く、結核を患いつつ社会活動や多彩な創作を展開した。本書「ロスチャイルドのバイオリン」の他「カシタンカ」「ステーピ」「サハリン島」「中二階のある家」「犬を連れた奥さん」等の中・短篇、四大戯曲といわれる「かもめ」「ワーニャ伯父さん」「三人姉妹」「桜の園」等がある。鋭い視線で市井に取材し、ありふれた出来事の中に人生の深い意味を描き込み、社会の醜さを描きながらも明るい未来を予感させる作品が多い。
イリーナ・ザトゥロフスカヤ
1954年モスクワの画家の家庭に生まれる。幼少時から詩を創り絵を描くが、絵画とグラフィックを正式に学び、最初の個展は1989年のロンドン、以後世界各地で開催。2002年モスクワ美術家同盟よりディプロムを授与される。フレスコ、絵画、陶器、書籍デザイン、詩作、刺繍等広範囲に活躍。作品は12カ国の美術館に収蔵され、個人コレクションも多い。
児島宏子 [こじま ひろこ]
映画、音楽分野の通訳、翻訳、執筆に広く活躍。訳書に『ドルチェ・優しく』(岩波書店)、『チェーホフは蘇る』(書肆山田)、『チェブラーシュカ』(平凡社)、『きりのなかのはりねずみ』『きつねとうさぎ』(福音館書店)、『アオサギとツル』『カシタンカ』(未知谷)など。日本絵本賞ほか受賞。
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