未知谷の刊行物【海外文学 / チェーホフ・コレクション】



 
モスクワのトルゥブナヤ広場にて
アントン・P・チェーホフ 作 / イリーナ・ザトゥロフスカヤ 絵 / 児島宏子 訳
A5判上製40頁 2,000円(税別)
ISBN978-4-89642-345-7 C0097



ロジェストヴェンスキー修道院近くトルゥブナヤ広場では
日曜日ごとに市が立ちます
名物は小鳥市、ツルシギ、マヒワ、ヒバリ、アネハヅル、ツグミ……
「ヒバリはいくらですか?」
「ほら、あれをくれ、止まって黙っているのを!」
魚売場も面白い
「フナは実にご立派! なっかなかくたばらないんですよ、旦那!」
行き交う愛好家、粋な口上が響きわたる活気あふれるモスクワの広場
チェーホフの小気味よい爽やかな短篇
チェーホフ・コレクション第20弾!

アントン・P・チェーホフ
[Anton Pavlovich Chekhov]
(1860―1904)
庶民の子として生まれ、中学の頃から苦学を重ねた。モスクワ大学医学部在学中も家計を助けるため、ユーモラスな短篇を多数の雑誌に発表。社会的関心も高く、結核を患いつつ社会活動や多彩な創作を展開した。本書「モスクワのトルゥブナヤ広場にて」の他「カシタンカ」「ステーピ」「サハリン島」「中二階のある家」「犬を連れた奥さん」等の中・短篇、四大戯曲といわれる「かもめ」「ワーニャ伯父さん」「三人姉妹」「桜の園」等がある。鋭い視線で市井に取材し、ありふれた出来事の中に人生の深い意味を描き込み、社会の醜さを描きながらも明るい未来を予感させる作品が多い。
 
イリーナ・ザトゥロフスカヤ
1954年モスクワの画家の家庭に生まれる。幼少時から詩を創り絵を描くが、絵画とグラフィックを正式に学び、最初の個展は1989年のロンドン、以後世界各地で開催。2002年モスクワ美術家同盟よりディプロムを授与される。フレスコ、絵画、陶器、書籍デザイン、詩作、刺繍等広範囲に活躍。作品は12カ国の美術館に収蔵され、個人コレクションも多い。本書の他、日本版オリジナル絵本チェーホフ・コレクションとして『ロスチャイルドのバイオリン』『大学生』『すぐり』『箱に入った男』『恋について』(未知谷)。
 
児島宏子 [こじま ひろこ]
映画、音楽分野の通訳、翻訳、執筆に広く活躍。訳書に『ドルチェ・優しく』(岩波書店)、『チェーホフは蘇る』(書肆山田)、『チェブラーシカ』(平凡社)、『きりのなかのはりねずみ』『きつねとうさぎ』(福音館書店)、『アオサギとツル』『外套』(未知谷)、チェーホフ・コレクション『カシタンカ』『ロスチャイルドのバイオリン』『大学生』『可愛い女』『たわむれ』『すぐり』『少年たち』(未知谷)等。日本絵本賞ほか受賞。

チェーホフ・コレクション
[中二階のある家 ある画家の物語]
[カシタンカ]
[ロスチャイルドのバイオリン]
[チェーホフとの恋]
[大学生]
[可愛い女]
[たわむれ]
[北ホテル48号室 チェーホフと女性たち]
[すぐり]
[少年たち]
[いいなずけ]
[箱に入った男]
[僧正]
[恋について]
[泥棒たち]
[谷間で]
[黒衣の修道僧]
[チェーホフ自身によるチェーホフ]
[首にかけたアンナ]
[エゴール少年 大草原の旅]
[ワーニカ]
[チェーホフのこと]
[チェーホフさん、ごめんなさい!]
[チェーホフの生涯]


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モスクワのトルゥブナヤ広場にて
アントン・P・チェーホフ 作
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