
|

|

|
|
ツキノワグマ物語 極東ロシア・アムールの動物たち
|
フセーヴォロド・P・シソーエフ 著 / 岡田和也 訳 / 森田あずみ 絵
|
四六判上製224頁 2,200円(税別)
|
ISBN978-4-89642-246-7 C0097
|
|
|
百頭のクマを仕留め、
生後二年の牝トラをひとりでつかまえた経験のある
極東ロシアの狩人、シソーエフ
地理学者、探検家、郷土誌研究家、博物館員
社会活動家、そして、作家――
狩猟や極東調査探検の経験のすべてが創作のもととなり
彼は自身の著作を「鉛筆によるスケッチ」と呼ぶ
学者でも到底追いつけない驚くばかりの博識で
迫真の間合いと喜びが心臓の音が聞こえんばかりに描かれる
森林をかけめぐり、山を越え、
野生動物たちは生き生きと森のなかを歩いてゆく
豊かなアムールの自然をつむぐ
世界的動物作家による、児童読みもの
「みなさんはブドウがトウヒにからみつき、トラがトナカイをつかまえる、そんな地方をご存じですか? それはここ、アムール河流域のこと。猟師は多種多様な動物に囲まれ、動物たちの習性に時には学者以上に通じています。私も鳥や獣の行動の秘密を解くすべを彼らに教わり、半世紀以上狩りをしてきました。私のささやかな観察の記録を親愛なる読者のみなさんに伝えたくなりました」(「著者より」)
|

|

|
目 次
|
頁
|
ツキノワグマ物語
|
7
|
アームバ(虎)
|
61
|
トラを生け捕る人
|
81
|
オオヤマネコ
|
109
|
最後のヒョウ
|
119
|
木の上のわんぱくもの(貂)
|
147
|
ハクチョウの歌
|
165
|
著者より
|
197
|
訳者解説・あとがき
|
205
|

フセーヴォロド・P・シソーエフ
1911年ウクライナ・ハリコフ生まれ。モスクワの全ソ連邦毛皮原料畜産大学卒業後、ハバロフスクに移り住む。百頭のクマを仕留め、5頭のトラの生け捕りに参加し、1959年には生後2年のトラをひとりでつかまえた経験がある。作家、探検家、狩猟学者、地理学者、郷土誌研究家、社会活動家と多彩な顔を持ち、1950年『ハバロフスク地方における狩猟』の処女出版以降、極東の自然を舞台にした作品を10数冊上梓、ロシア国内はもとより各国で翻訳される。代表作は『黄金の虎 リーグマ』。
岡田和也 [おかだ かずや]
1961年浦和市生まれ。早稲田大学露文科卒。ロシア国営放送会社「ロシアの声」ハバロフスク支局特派員。訳書に、シソーエフ著/パヴリーシン画『黄金の虎 リーグマ』(新読書社)、ヴルブレーフスキイ著/ホロドーク画『ハバロフスク漫ろ歩き』(リオチープ社)、アルセーニエフ著/パヴリーシン画『デルス・ウザラー』(群像社)。
森田あずみ [もりた あずみ]
画家。1991年「猫の手帖」イラストコンテスト入賞をはじめ、多くのペット関係イラストコンテストに入賞。『野良猫ムーチョ』『I LOVE CAT & LOST CAT』(テレビ朝日)、『とべないホタル12』『捨て犬ユウヒの恩返し』(ハート出版)、『あちこち草紙』(未知谷)など作品多数。日本児童美術家連盟会員。森田あずみHP http://www6.ocn.ne.jp/˜azumikam/
|
|