未知谷の刊行物【国内文学】



 
チェーホフの山
工藤正廣 著
四六判上製288頁 2,500円(税別)
ISBN978-4-89642-626-7 C0093



人はなぜか生き急ぐ
だが死はいつも
生の中で成長することを
思い起こすべきだろう
生きることを大切に
それぞれの魂の時間の中で
人間らしく生きること
 
極東の最果てサハリン島は
太平洋への要衝地でもある
ロシアは一八五九年以来
徒刑囚を送り植民を続けた
流刑者の労働と死によって
育まれる植民地サハリンを
一八九〇年チェーホフが訪れた
作家は八千余の囚人に面談調査
人間として生きる囚人たちを知った
一九九X年ユジノ・サハリンスク
チェーホフ山を主峰とする南端の丘
アニワ湾を望むサナトリウムを
ガスパジン・セッソンが訪れる――
先住民、囚人、移住農民、孤児
それぞれの末裔たちを介し
人がその魂で生きる姿を描く物語


目  次

プロローグ

第一章 アンゲラ
11 
第二章 七年後、サハリン島
35 
第三章 ナジャ
55 
第四章 流刑史のこと
65 
第五章 再会
87 
第六章 方舟サナトリウム
101 
第七章 〈いつも恋しいのは〉
151 
第八章 すべて過ぎ去っても
183 
第九章 銀河の宴
223 
第十章 遺児
245 
エピローグ
257 
詩 章 パーシェンカが手帖に書いた詩
265 

工藤正廣 [くどう まさひろ]
1943年青森県黒石生まれ。北海道大学露文科卒。東京外国語大学大学院スラブ系言語修士課程修了。現在北海道大学名誉教授。ロシア文学者・詩人。
著書に『パステルナークの詩の庭で』『パステルナーク 詩人の夏』『ドクトル・ジバゴ論攷』『ロシア/詩的言語の未来を読む』『新サハリン紀行』『TSUGARU』『ロシアの恋』『片歌紀行』『永遠と軛 ボリース・パステルナーク評伝詩集』『アリョーシャ年代記 春の夕べ』『いのちの谷間 アリョーシャ年代記2』『雲のかたみに アリョーシャ年代記3』『郷愁 みちのくの西行』『西行抄 恣撰評釈72首』等、訳書にパステルナーク抒情詩集全7冊、7冊40年にわたる訳業を1冊にまとめた『パステルナーク全抒情詩集』、『ユリウシュ・スウォヴァツキ詩抄』、フレーブニコフ『シャーマンとヴィーナス』、アフマートワ『夕べ』(短歌訳)、チェーホフ『中二階のある家』、ピリニャーク『機械と狼』(川端香男里との共訳)、ロープシン『蒼ざめた馬 漆黒の馬』、パステルナーク『リュヴェルスの少女時代』『物語』『ドクトル・ジヴァゴ』など多数。

小社刊の工藤正廣の著作物
[TSUGARU (つがる)――物語の声・文体論レッスン――]
[ロシアの恋]
[片歌紀行 今に生きる建部綾足]
[永遠と軛 ボリース・パステルナーク評伝詩集]
[アリョーシャ年代記 春の夕べ]
[いのちの谷間 アリョーシャ年代記2]
[雲のかたみに アリョーシャ年代記3]
[郷愁 みちのくの西行]
[西行抄 恣撰評釈72首]
 
小社刊の工藤正廣関連の著作物
[シャーマンとヴィーナス]
[中二階のある家 ある画家の物語]
[蒼ざめた馬 漆黒の馬]
[夕べ ヴェーチェル]
[機械と狼]
[ユリウシュ・スウォヴァツキ詩抄]
[]
 
小社刊の工藤正廣関連の著作物 [パステルナーク詩集]
[わが妹人生 1917年夏]
[初期 1912―1914 あるいは処女詩集から]
[バリエール越え 1914―1916]
[晴れよう時 1956―1959]
[早朝列車で 1936―1944]
[第二誕生 1930―1931]
[主題と変奏 1916―1922]
[リュヴェルスの少女時代]
[物語]
[パステルナーク全抒情詩集]
[ドクトル・ジヴァゴ]


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工藤正廣 著
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