未知谷の刊行物【海外文学】



 
夕べ ヴェーチェル
アンナ・アフマートワ 著 / 工藤正廣 短歌訳・解説
四六判上製260頁 2,400円(税別)
ISBN978-4-89642-252-8 C0098



象徴派の詩から離れたアクメイズム派のさきがけ
平易な抒情詩人アンナ・アフマートワの処女詩集

 
4行のスタンザを57577の一首に
一篇が6連なら六首で構成
完全なる邦語短歌へと変成
全186首 ⇒[書評]

葬れ風よ、我を葬れ、親はらからは来もせで、さ迷える夕べと静けき土の臭のみ
(石上玄一郎「自殺案内者」1951年作品中の訳より)
風よ立てわれを葬れわがうえは肉親も来ず静かな大地
 
見よ風、我が冷けき屍を誰が手にゆだぬべくもなし……
(同上)
余りにも生を望みしそのわれの冷たき屍手おくひとなし


目  次

第一の(キエフ)ノートから 10/二つの詩 14/「ハムレット」を読み 20/はじめての帰郷 27
 
I章
愛 31/皇帝村 35/最後の出会いの歌 63/埋葬 75
 
II章
錯誤 マリヤ・ゴーレンコに 85/歌 103/白夜に 109
 
III章
美神に 123/アリサ 131/庭園の仮面舞踏会 139/夕べの部屋 143/漁師 147/灰色の眼もてる王 151/彼愛せしは 155/未完の肖像に寄す 161/公園 167/水のうえ 171/アンネンスキーにまなびて 175
 
I 解説・対話 アンナ・アフマートワ紀行
187 
II “小さな歴史”――ノラさんからの手紙
211 
III ぼくらはその日 フィンランド駅を発った
217 
IV アンナ・アフマートワの余白に
222 
V 輝かしいドキュメンタリスト、アラノヴィッチ
   アレクセイ・ゲルマン監督特別インタビュー
231 
VI 資料 アラノヴィッチ上映フィルム紹介
252 
あとがき
255 

アンナ・アフマートワ
[Анна Ахматова]
(1899―1966)
オデッサ生まれ、サンクトペテルブルク郊外で育つ。初期の叙情的な短詩から後期のスターリン圧政に喘ぐ人々を代弁した作品まで幅広く、特に後者には大粛清の犠牲者に捧げたため長く封印された連作長詩『レクイエム』などがある。
 
工藤正廣 [くどう まさひろ]
1943年青森県黒石生まれ。北海道大学卒。現在同大学名誉教授。ロシア文学者・詩人。
著書に『パステルナーク 詩人の夏』『ドクトル・ジバゴ論攷』『ロシア/詩的言語の未来を読む』『新サハリン紀行』『TSUGARU』『ロシアの恋』『片歌紀行』等があり、訳書にパステルナーク抒情詩集全7冊、フレーブニコフの物語詩『シャーマンとヴィーナス』、チェーホフの短篇『中二階のある家』等多数。

小社刊のアンナ・アフマートワ関連の著作物
[詩女神(ミューズ)の娘たち]
 
小社刊の工藤正廣の著作物
[TSUGARU (つがる)――物語の声・文体論レッスン――]
[ロシアの恋]
[片歌紀行 今に生きる建部綾足]
[永遠と軛 ボリース・パステルナーク評伝詩集]
[アリョーシャ年代記 春の夕べ]
[いのちの谷間 アリョーシャ年代記2]
[雲のかたみに アリョーシャ年代記3]
[郷愁 みちのくの西行]
[西行抄 恣撰評釈72首]
 
小社刊の工藤正廣関連の著作物
[シャーマンとヴィーナス]
[中二階のある家 ある画家の物語]
[蒼ざめた馬 漆黒の馬]
[機械と狼]
[ユリウシュ・スウォヴァツキ詩抄]
[]
 
小社刊の工藤正廣関連の著作物 [パステルナーク詩集]
[わが妹人生 1917年夏]
[初期 1912―1914 あるいは処女詩集から]
[バリエール越え 1914―1916]
[晴れよう時 1956―1959]
[早朝列車で 1936―1944]
[第二誕生 1930―1931]
[主題と変奏 1916―1922]
[リュヴェルスの少女時代]
[物語]
[パステルナーク全抒情詩集]
[ドクトル・ジヴァゴ]


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夕べ ヴェーチェル
アンナ・アフマートワ 著
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